名入れサービスのご案内(レーザー刻印 CO2レーザー)

弊社ではご注文いただいた桐箱への名入れも承っております。
例えば商品用のパッケージであれば商品名やロゴマーク、記念品や賞品用の箱であれば日付やイベント名を印刷するなど、パッケージとしての質を高めることが可能です。
桐箱の持つ高級感や厳かなイメージに合う金箔・銀箔押しや、ナチュラルな風合いを生かした焼印とレーザー刻印、ポップさの演出やイメージカラーを押し出す事も可能なシルクスクリーン印刷と、バリエーションも豊富にお選びいただけます。
ご依頼にあたっては桐箱のご注文と合わせて名入れ希望とお申し付けください。
施工する名入れ方法によって料金が異なりますので、別途お見積りいたします。
◇レーザー刻印◇
施工対象に高出力のレーザーを照射し、任意のデザインを焼き付ける印刷方法です。
データのみで機械を動作させることができますので、他の印刷方法とは異なり製版の必要がないことが特徴として挙げられます。
ただし、1回あたりの印刷に時間を要する施工方法であるため量産には向いておらず、他の印刷方法と比較して印刷代金も割高になります。
施工対象に合わせた機械の調整およびデザインに合わせた出力調整等にかかる手数料と、デザインサイズに応じた印刷代金で施工いたします。
その他、レーザーマシンの出力を上げることで切断や穴あけ加工をすることもできます。
材料を任意の形に切り抜くことで複雑な形状の穴あけやパーツの製作が可能となります。


松田桐箱の所在地である春日部市の形状を写し取った桐製レリーフ
レーザー刻印の特長
製版が必要ない点が最も大きな特長として挙げられます。
版が必要な印刷方法では一部分でもデザインの変更があれば版の作り直しが必要になりますが、レーザー刻印ではデータの修正のみで対応が可能です。
例として、
・令和○○年などの日付
・第○○回などの開催回
・シリアルナンバー
・個人名
などを印刷内容に含める場合、変更が必要な部分だけを修正してすぐに作業に移ることができます。
製版のコストを抑え、少量であればクイックな対応が可能な点が最大の利点と言えます。
また、箔押し・焼印より印刷できる位置の自由度が高いため、狭い範囲への名入れや、箱の側面への印刷をご希望の場合でもレーザー刻印をご検討いただけます。
しかし、他の印刷方法と比べて印刷に時間がかかり印刷代も割高になりますので、数量が多い場合や大きなデザインを印刷する場合はかえってコストがかさんでしまったり、納品にお時間をいただく場合がございます。
ご依頼の流れ
1.桐箱のご注文に合わせてレーザー刻印希望とお申し付けください。
2.版下をご入稿ください。
3.お見積りをご案内いたします。
※印刷にかかる代金はデザインのサイズによって変動いたします。
※版下データのご入稿が必須となります。アナログ媒体のデータ化については別途お問い合わせください。
レーザー刻印を行い、桐箱が完成します。
施工例



※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
仕上がりは一見すると焼印に似ていますが、高温の版を押し当てる焼印に対して、レーザー刻印は高出力のレーザーによって施工対象が削られ、施工部分が段差になります。
また、木材は木目によって硬い部分と柔らかい部分があるため、施工部分は浮造りをかけたように木目が浮き立つような仕上がりになります。
※写真3、春日部市の市章を斜めから撮影した画像から、施工面の様子がご確認いただけます。


※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
サンプルとして用意したいくつかの桐材に、全く同じ設定でレーザー刻印をしてみました。
施工対象が天然の素材のため、刻印された部分の色の出方に違いがあることが分かります。
レーザー刻印では素材の性質によって仕上がりが異なり調節ができないため、色の濃さについては指定不可となりますので予めご了承ください。
レーザー刻印は…
◇単発・小ロットで名入れが必要な製品
◇シリアルナンバーや個人名など、個別に名入れ内容が異なる製品
◇小面積への名入れ、桐箱側面への名入れをご希望の場合
などに適しており、メリットを最大限に活かすことができます。
パッケージに桐箱をご検討いただく際は、あわせて名入れもご一考いただけますと幸いです。
その他の方法の名入れも取り扱っております。
印刷方法に関するご相談・お問い合わせも随時承っております。
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