弊社では桐箱への名入れも承っております。
例えば商品用のパッケージであれば商品名やロゴマーク、記念品や賞品用の箱であれば日付やイベント名を印刷するなど、パッケージとしての質を高めることが可能です。
桐箱の持つ高級感や厳かなイメージに合う金箔・銀箔押しや、ナチュラルな風合いを生かした焼印とレーザー刻印、ポップさの演出やイメージカラーを押し出す事も可能なシルクスクリーン印刷と、バリエーションも豊富にお選びいただけます。
ご依頼にあたっては桐箱のご注文と合わせて名入れ希望とお申し付けください。
施工する名入れ方法によって料金が異なりますので、別途お見積りいたします。
◇焼印◇
高温に熱した凸版を施工対象に押し当て、版のデザインを焼き跡として転写する印刷方法です。
製版代、押印代のみで施工いたします。
※ご注文数が100個未満の場合は機械調整等のセット代金を別途頂戴いたします。
焼印の特長
焼印の特長として、素材(桐材)のテクスチャを活かした印刷が可能です。
他の印刷方法と比較した場合、インクや箔によって下地となる桐の木目などを塗りつぶしたり、覆い隠すことがありませんので、最大限に桐材の質感を残してデザインを施すことができます。
また、比較的細かい文字や繊細なデザインでも対応可能ですので、パッケージのワンポイントとしてさりげない装飾を施したり、オーガニック製品の外箱など桐箱の質感を最大限に活かしたい場合にも非常におすすめです。
さらに、特筆すべき点としては環境負荷が非常に軽微であることが挙げられます。
焼き色で印刷を行うためゴミや廃インクが一切出ませんので、非常にクリーンな印刷方法となります。
押印温度や被印刷物の状態によって、色の濃さに若干のばらつきが出ることを除けば、とても優れた印刷方法といえるでしょう。
ご依頼の流れ
1.桐箱のご注文に合わせて焼印希望とお申し付けください。
2.版下データのご入稿ください。
3.お見積りをご案内いたします。
4.製版
※桐箱の天面への施工となります。
※製版にかかる代金はデザインのサイズによって変動いたします。
※製版には版下データのご入稿が必須となります。アナログ媒体からの製版については別途お問い合わせください。
出来上がった版で押印作業を行い、焼印をした桐箱が完成します。
施工例
※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
箔押しやカラー印刷のような派手さ・華やかさを表現することは難しいものの、桐箱になじんだナチュラルな雰囲気が焼印の特徴となります。
※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
最初の3枚よりもやや木目の目立ちにくい桐板に焼印を施し、押印部分をクローズアップした写真を掲載しています。
被印刷物の桐材の木目が薄いにも関わらず、焼き色の付いた印刷面にも、桐材の凹凸感や木目の色の違いがきちんと感じられることが確認できます。
印刷方法自体も非常にエコロジーであり、薬品等は不使用、廃インクなどの廃棄物も出さない印刷方法ですので、木材としては格段に生育の早い桐との組み合わせにより、サスティナブルなパッケージとしてアピールすることもできます。
箔押しやインクを用いた印刷では潰れてしまうような桐の繊細な質感を残しつつ、細かい意匠に対しても比較的高い再現力をもつ焼印は…
◇オーガニック製品
◇キャラクターグッズ
◇ロゴマークなどのワンポイント装飾
などの桐箱に多く使われております。
天然素材を使用した桐箱とあわせて、エコロジーさを押し出したい商品のパッケージに大変おすすめです。
パッケージに桐箱をご検討いただく際は、あわせて名入れもご一考いただけますと幸いです。
その他の方法の名入れも取り扱っております。
◇箔押し
◇レーザー刻印
◇シルクスクリーン印刷
印刷方法に関するご相談・お問い合わせも随時承っております。